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ストレスを溜めない生活を

頑張っているのに結果が出せない焦り。イライラを夫にぶつけてしまい、自己嫌悪に陥ったこと。悪気はないとわかっていても、親戚や知人の何気ない言葉に傷ついてしまったこと。
そして、夫のいない平日、自分ひとりの昼食を作るためにキッチンに立った時、理由なくポロポロと涙がこぼれ、止まらなくなってしまったこと…。長女を授かるまでの日々を思い出すと、今でも胸が苦しくなります。

このような時、母体には言うまでもなく強いストレスがかかっています。ストレスがかかると、脳下垂体から副腎皮質ホルモンが分泌され、自律神経を通じて体の器官に伝わります。

これは本来、ストレスのダメージをできるだけ小さくするために働きますが、不安や不快感などのネガティブなストレスが続くと、機能が正しく働かなくなり、頭痛、吐き気、めまい、うつ状態など、いわゆる自律神経失調の症状を引き起こします。

自律神経が失調すると、免疫機能も弱り、各器官にも影響が及びます。卵巣や子宮も例外ではなく、妊娠の準備を整えにくい状態に陥ってしまいます。

辛かったら我慢しなくていい

女性にとって、不妊の検査や治療は、個人差はあるものの、やはり辛いものです。卵管造影は痛みを伴うことがありますし、フーナーテストや人工授精の前後は、デリカシーの問題などで悩むかもしれません。
金銭面が心配な方も多いでしょう。

「苦しさを我慢すればきっと授かる」と、思いつめる気持ちはよくわかります。でも、同じ経験をした者として、「そんなに無理しなくていいんですよ」と、声をかけて差し上げたいのです。
ストレスは、体内のビタミンCやカルシウム、亜鉛などの栄養を消費します。つまり、赤ちゃんにあげるために母体が用意している栄養を、ストレスがどんどん奪ってしまうと考えることができます。

無理をしないで、できるだけ心と体をいたわってあげましょう。夫婦で小旅行を楽しんだり、映画で気分転換をしたり、時々心のガス抜きをすると良いようです
また、できるだけ苦痛の少ない、体に優しい治療に切りかえてみるのも、効果があると思います。